別の世界では

あと4日で大学も終わり、4月からは社会で働かなくてはいけない。新生活という言葉は嫌いなのだけれど、私はいわゆる「新生活を迎える人」にあたるわけです。来月には引っ越さないといけないだろうし、そろそろ荷物を捨てたりまとめたりしなくてはいなあと思いつつ、なんとなく他人事のようにとらえているところもあって、しっかりしなくては、とも思う。しかしまあ、卒業することに関して、特に思い入れがない。

昔からそうだったけれど、過ぎ去っていく物事に対して思い入れがない。もちろん、いま私の周りにいる友達や後輩や恋人を大切に思う気持ちはあるのだけど、時が過ぎれば彼らも過ぎ去っていってしまう。過ぎ去ってしまわないようにつなぎとめておく努力は必要だけど、それを無理やり引き留めておくのはどちらにとっても精神的につらさがある。別れはつらいけれど、また出会えるようにする手だてを立てておくことのほうが有効だと思う。 小学生のとき「すべてのものに終わりがあるのだ」ということを悟った。 

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昨日はサークルの卒業演奏会というのがあったので参加した。大学のサークル、いろいろありすぎてもう疲れてしまっていたのだけど、サークルやっていたことがすべてセクハラに収束するのが本当に嫌で、無理やりにでも出たほうが良いという判断をして出た。はじめは楽器自体を触ることもできなかったけれど、とりあえず昨日は(泣きながらでも)人前で演奏することができた。まあ人たちは最後の演奏だから私が感極まって泣いていると思ったのかもしれないけれど、そう思っていてくれれば良い。

 

別の世界では、新生活なんて始まらなかったり、大切にしている人がどこにも行かなかったり、くだらない奴らに音楽を止められたりしないかもしれないのに。


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