20150429am6:03

晴れた日に知らない部屋のドアを開けると知らない人の赤ちゃんが死んでいる白い部屋にいた。知らない人は白いベッドに座って泣いていて、赤ちゃんは死んでいて、もう一人いる子どもは不安そうな顔でベッドの周りをぐるぐるまわっていた。私は赤ちゃんが死んでいるということが悲しくて泣いていた。赤ちゃんが生きるはずだった人生を想って泣いていた。

泣いていたところで目が覚めると、昨日飲んだワインのせいなのか、夢のせいなのか、ものすごく心臓がドクドクと打っていた。まだ6時だということを確認して眠ろうとした。赤ちゃんが誰なのかわからないけど起きたあとも悲しかった。死について考えた。母親の友人の赤ちゃんが生まれる前に死んでしまったこと、親戚が流産したときのことを思い出していた。
死んでしまった赤ちゃんには人生はない。しかし生まれた人間に関しては、すべてにおいて人生があるので責任がある。だからその責任を負うことができないのなら生むということは許されないと思うのだけど、人はだいたいそんなことを考えずにどんどん子どもを生むのだった。私はそういう投げ出された責任を代わりに負う仕事を毎日しているのだった。