白い紙ねんどとガラスのハート

仕事ふつうにやってるだけなのに職場で嫌味言われるし、職場の人間は「私は心理学勉強したのでわかるのだけど」と言ってお互いにバカみたいに悪口言いあっていてその間で板挟みになっているし、家が遠くて体が疲れるし、実家の人たちからは「お前は全然がんばってない」「そんなものは当たり前だ」と否定されるばかりだし、毎日文字通り泣いてる。私は何も変わってないのにどんどん周りが変わっていっていて、私だけ時が止まってしまっているように感じる。ストレス耐性はある程度あるつもりなのだけど、過度な負荷にはやっぱり崩壊してしまうしかないのだった。

今の私は割れたガラスのようにささくれだってしまっているけれど、みんなそれをさらに粉々にしてきたり、ちょっと触って血が出たり、思わぬところにある破片で切ったり、それをむりやり直そうとしてケガして怒ったりしていて、私はそれを見て本当にどうしようもない気持ちになるのだった。たとえば白い紙ねんどのようなものを用意して、ガラスが割れて危ないところを覆ってくれさえすれば、本当にそれだけでいいのだけれど。割れたガラスが直らなくても、誰もケガしないように紙ねんどで破片を固めてくれさえすれば、それだけでいいのだけれど。